あきさんのXを見たら、ナレーションを担当したという告知が流れてきて。 それで動画を再生したら、なんか、変な感想を持ったんですよ。
「優しいあきさんの声がさらに優しくなってる!!!」って。
歌は何百回と聴いてきました。ライブのMCも、配信で話す声も知ってる。 でも、サービス紹介動画のナレーションっていう、あの落ち着いたトーンのあきさんの声は初めてで。 押しつけがなくて、やわらかくて、聴いてて妙に安心する。
ライブなら「行ってよかった」と思う。 今回は動画なのに、「見てよかった」と思った。 このお知らせ、ただの「ナレーションやりました」で流すには、ちょっともったいなかったので書きます。
まず、あきさんが担当したのは何の動画なのか
事実だけ先に整理します。ここは公式に発表されていることです。
あきさんがXで告知したのは、リユース型お祝い花サービス BLONIA(ブロニア) の新しいサービス紹介動画のナレーション。BLONIA公式アカウントも同じタイミングで、新しい紹介動画が完成したとYouTubeリンクを案内していました。
ナレーションの中身はこんな感じです(概要欄の文面より)。
お祝い花とは、新たなスタートを切る人に「お祝いの気持ちに花を添える」ために花を贈る素敵な風習。その傍らで、役目を終えると短い期間で廃棄されてしまう生花があるのも現実。生花に代わり“華”を添えられる新しい形のお祝い花があってもいいのではないか——その想いから始まったのがBLONIA。
声を聴くと、サービスの説明なのに、説明っぽくない。 「これ買ってください」じゃなくて、「こういう考え方、あってもいいよね」って隣で言ってくれてる感じ。 あきさんの声がそうさせてるんだと思います。
BLONIAって何なのか、簡単に
エコの話を長々するつもりはないんですが、これだけは知っておいた方が動画の良さが伝わるので。
BLONIAは、テキスタイル(布地)で作られたリユース可能な“祝い花”をコンサート会場などに贈れるサービスです。運営は株式会社NexTone。著作権管理を中心に音楽事業を手がけている会社で、2025年5月1日に正式サービスとして開始しています。
なんでわざわざ生花じゃなくするのか。理由はシンプルで、コンサートやイベントに贈られる祝い花は、会期が終わるとその日限りで廃棄されてしまうことが多いから。あの華やかなフラスタが、たった数時間で役目を終える。それってもったいないよね、という発想です。
で、ここが個人的にいちばん良いと思ったところ。 商品価格の一部(お祝い金)を、受け取ったアーティスト側が「寄付」か「支援金として受け取る」かを選べる仕組みになってる。お祝いの気持ちだけで終わらせない、プラスαのサービスというわけです。
花を贈って、終わり、じゃない。 贈った気持ちが、アーティストの次の活動費になったり、寄付になったりする。 お祝いが、その先に続いていく。
……この「続いていく」って言葉、今回の記事でめちゃくちゃ大事になります。後で回収します。
ちなみにロゴにも意味が込められていて、デザインを手がけた制作会社の発表によると、「O」の円が重なるデザインで循環を表しているそうです。芸が細かい。
あきさんとBLONIAって、つながりあるの?
ここ、気になる人いると思います。 で、正直に言うと——公開されてる情報の範囲では、あきさんとBLONIAの過去の関係は確認できませんでした。
なので断定はしません。「昔から関係があった」とは書けない。 ただ、「つながりとして考えられること」なら、いくつかある。ここからは僕の見方として読んでください。
ひとつは、BLONIAを運営してるNexToneが音楽事業の会社だってこと。音楽・各種イベントに関連する新しいサービスとしてBLONIAを開始した会社なので、音楽の現場とアーティストの起用が接点になるのは、まあ自然です。なんで起用されたのか、その公式な理由までは発表されてないので、そこは「相性が良かったんだろうな」くらいで留めておきます。
もうひとつは、テーマの相性。 あきさんの20周年ライブ「love letter」って、ファンからのお祝いとか、花とか、手紙とか、感謝が循環するライブだったわけで。「お祝いの気持ちをその日限りで終わらせない」っていうBLONIAの考え方と、地続きなんですよね。
無理にこじつけたいわけじゃない。 ただ、声を担当したのがあきさんで、サービスのテーマが「お祝いの循環」で、それを20周年ライブの直後に聴いてる。 この並びを、たまたまで片付けたくなかった。それだけです。
ここで、6月のあの投稿の話をさせてください
少し前に、僕はこんなことをXに書きました。
ライブって、当日の数時間で終わるものだと思ってた。でもThank You動画を見て考えが変わった、と。本番があって、観客の記憶に残って、出演者やスタッフの記憶にも残って、感想がXに残って、メモリアルブックになって、後日に動画で「ありがとう」と裏側がもう一度届く。
要するに、ライブは当日で終わらない、何度も思い出されて何度も価値が増えていく、という話です。
そしたら、あきさん本人から反応をもらえて。 「ほんとにおっしゃる通りだな」「たくさん気づかせてくれて感謝」って。
いや、こっちが感謝です。 正直、自分の投稿にあきさんが反応するなんて思ってなかったので、しばらく画面を見つめてました。何やってんだ、僕。
しかもメンバー限定のYouTube生配信でも、20周年ライブのあとも活動が続いていくような話に触れていて。
で、その流れの先に、今回のBLONIAナレーションがある。
ライブがあって。 Thank You動画が届いて。 僕が「ライブは当日だけで終わらない」と書いて。 あきさんが「その通り」と返してくれて。 配信でも、20周年ライブのあとも活動が続いていくような話があって。 そして今度は、お祝いの気持ちを未来につなぐサービスの声を、あきさんが担当している。
つながりすぎていて、ゾクゾクするレベル。 偶然なのかもしれない。
でも、これはたぶん、あきさんが20周年ライブに向けてずっと行動し続けてきたからこそ生まれている流れなんだと思います。
フルバンドライブをやると決めて、準備して、歌って、届けて、終わった後もThank You動画として自分で編集してもう一度届ける。そのひとつひとつの行動が、次の反応や、次の仕事や、次の活動につながっていく。
それを見ていると、こっちまで勇気をもらうんですよね。
行動したから、次が生まれる。 届けようとしたから、また別の形で届いていく。
だからこれは、「たまたまナレーションの仕事が来た」というより、20周年ライブに向けて動き続けたあきさんの姿が、次の場所へつながっているように見えたんです。
「続いていく」が、全部つながった
さっき後で回収すると言ったやつ、ここで回収します。
BLONIAの仕組みは「お祝いをその日限りで終わらせない」。 僕がThank You動画で感じたのは「ライブは当日で終わらない」。 あきさんが配信で言ってたのは「活動が続いていく」。
全部、同じことを言ってる。
お祝いも、ライブも、応援も、その瞬間で終わるものじゃない。 何度も思い出されて、形を変えて、次の場所へ続いていく。
その「続いていく」の新しい形のひとつが、今回あきさんの声で届いたBLONIAだった。 そう思うと、このお知らせは企業動画の告知じゃなくて、「love letter」以降の歩みがまだ続いてることの証拠みたいに見えてきます。
思い出の作り方が上手な人だな、と前にも書いたけど。 たぶん、無意識でこれをやってる。だとしたら、もう才能の塊です。
だから、動画は一回見てほしい
売り込みたいわけじゃないです。BLONIAを買ってくれって話でもない。
ただ、あきさんの優しいナレーションの声を、一回聴いてみてほしい。 歌でもMCでもない、あの落ち着いたトーンのあきさんは、たぶん新鮮です。 そして「お祝いをその日限りで終わらせない」っていう考え方も、フラスタ文化のあるこの界隈だからこそ、すっと入ってくると思う。
動画はBLONIA公式とあきさんのXから飛べます。公開されたのはまさに今日。出たてのほやほやです。
9月5日には吉祥寺でゲーソンのバースデーライブもある。 ライブも、ナレーションも、配信も、全部地続きで続いてる。
あきさんの活動は、まだまだ終わらない。 だったら、僕らも追いかけ続けるだけです。

